今年のインフルエンザワクチンに入っているウイルス株は?🍀

今年のインフルエンザワクチンに入っているウイルス株は?🍀

2020/9/14(月)

 みなさん、おはようございます。週末はいかがお過ごしでしたか?僕は、久しぶりにゴルフに行きました。密を避けるためになるべくカートに乗らず歩いたので、いい運動になったと思います。気の置けない仲間達といい天気のもとゴルフができて、とてもリフレッシュできました。

 最近、下のポスターを貼ったので、ブログでも紹介しようと思います。来月10月1日から接種が始まる今年のインフルエンザワクチンには、A型B型ともに2種類ずつ、以下の4種類のウイルス株が入っています。

(※決定にあたっての会議の内容は厚生労働省のサイトから詳しく知ることができるので、興味のある方は是非ご覧ください。)

 みなさんも、「今年のインフルエンザワクチンの型が決まりました」というニュースを聞いたことがあるかと思います。そもそも、この型は、どのように決定されているか知っていますか?
 インフルエンザワクチンのウイルス株は、今までに流行した国内外のインフルエンザの情報から予測して決定されます。まず、世界保健機構(World Health Organizationの略でWHOという言い方が主流ですが、フランス語式ではOMSと略すそうですよ。)がその年に推奨するウイルス株を発表し、それをもとに専門家たちで検討され、日本におけるウイルス株を厚生労働省が決定します。つまり、毎年、日本で接種されるインフルエンザワクチンにはすべて同じウイルス株が入っているんですね。

 そして、ワクチンがニワトリの卵から作られていることはご存知ですか?僕は卵かけご飯が大好きなんですが、卵は食べる以外にも、本当に色々なところで役に立っているんですよね。JA福岡のホームページにわかりやすい記事がありましたので、以下の漫画と共に紹介します。

JA福岡 アキバ博士の食農教室「健康」
インフルエンザワクチン なぜ卵から?

 ワクチンにはわずかに卵の成分が残っているため、重篤な卵アレルギーの方には、インフルエンザワクチン接種をオススメしません。高純度で作られているので、卵アレルギーであっても、アナフィラキシーショックを起こしたり全身に症状が出たことがなければ接種しても大丈夫です。

 さて、今日から一週間が始まりますね。今週も元気に頑張りましょう。カレンダーを見ていて気づきましたが、なんと、週末から4連休なんですね。当クリニックは、暦通り19日(土)は診療し、祝日の21・22日(月・火)はお休みいたします。連休中にお薬がなくなりそうな方は、ご注意くださいね。