脳梗塞・心筋梗塞・すい臓がん・大腸がんの発症リスク検査

▷院長ブログ「ワールドビジネスサテライト📺」2020/3/1(日)


脳梗塞・心筋梗塞・すい臓がん・大腸がんの発症リスク検査

脳梗塞・心筋梗塞の発症リスク検査

 LOX-index (ロックスーインデックス)®は、脳梗塞・心筋梗塞発症リスクを評価する最新の指標です。この検査では血液中に隠れている動脈硬化を引き起こす原因物質「変性LDL」と「LOX-1」の量を調べています。過去10年以上の研究結果からLOXindex値が高い方は脳梗塞、心筋梗塞の発症率が高くなることがわかっています。LOX-indexは脳梗塞発症率で約3倍、心血管疾患発症率で約2倍となり、これら2つの疾患の発症リスク評価検査としては、唯一の検査です。

 LOX-index®は動脈硬化の初期段階を反映しています。その為、今までの血液検査や画像健診で捉えきれなかった血管の状態を知ることが可能になりました。動脈硬化に起因する疾患、特に脳梗塞や心筋梗塞などは、発症までこれといった症状が出ない事が予防及び治療を遅らせる原因となっていましたが、LOX-index®は、動脈硬化の状態を数値化する事で、予防への意識付け、発症リスクの予測という点で、予防医療の進展に有効であると考えられます。

 脂質異常症などの生活習慣病で治療されている方、長期にわたり喫煙をされている方などにおすすめの検査です。当検査は血液を採取することにより検査します。

費用:13,000円(税込)健康保険外(自費)

すい臓がんの発症リスク検査

すい臓がんによる死亡者数は近年増加傾向にあります。すい臓がんは自覚症状が少なく、また、すい臓がんに特異的な腫瘍マーカーなどがないため、早期発見は難しいとされています。そのため進行・転移した状態で発見されることが多いといわれています。

 Prodrome-PACは、すい臓がんで特異的に減少するマーカーである6種類の長鎖脂肪酸 (PC-594)を測定する血液検査です。PC-594はがんの進行度に関係なく、早期から減少することが分かっています。

 当クリニックでは、Prodrome-PACを実施することにより、すい臓がんの早期リスクを診断します。その結果に基づいて、的確なアドバイスを致します。当検査は血液を採取することにより検査します。

費用:17,000円(税込)健康保険外(自費)

大腸がんの発症リスク検査

 大腸がんの罹患者数・死亡者数は毎年増加傾向にあります。大腸がんは発生部位により違いはありますが、便に血が混じったり、下痢、便秘、腹痛などの症状がおこります。これらの症状は初期の段階から現れるものではなく、また、その症状も珍しいものではないため、がんと気づかれないまま見過ごしてしまうことが多くあります。そのため進行・転移した状態で発見されることも稀ならずあります。大腸がんは早期に発見されれば「治るがん」といわれていますので、早期発見、早期治療が非常に重要です。

 Prodrome-CRCは、大腸がんで特異的に減少するマーカーである15種類の長鎖脂肪酸 (GTAファミリー)を測定する血液検査です。

 当クリニックでは、Prodrome-CRCを実施することにより、大腸がんの早期リスクを診断します。その結果に基づいて、的確なアドバイスを致します。当検査は血液を採取することにより検査します。

費用:17,000円(税込)健康保険外(自費)