頭痛外来

頭痛外来

頭が痛くてお悩みの方はいませんか?市販薬を飲んでも良くならない頭痛はありませんか?多くの頭痛薬を飲んでいる方はいませんか?頭痛にもいろんなタイプがあります。いつ頃から痛いのか?一日のうちいつ痛いのか?どこが痛いのか?どのくらい続くのか?どんな痛みか:心臓が頭にあるようにズキンズキン痛いか?頭が痛くて目が覚めることがあるか?吐き気はあるか?どの季節に起こるか?命に関わる頭痛ではないか?

頭痛の診療には詳細な問診が重要です。

頭痛診療には長年の経験および治療実績がありますので、的確なアドバイスや治療をすることができると考えております。いろいろな頭痛薬を取り揃え、患者さんひとりひとりに応じたオーダーメイドの治療をしております。安心していらしてください。

1)片頭痛

頭痛の多くは片頭痛といわれるもので、頭皮の下にある血管や神経が刺激され痛くなる病気で命に関わることはありません。典型的には波打つような拍動性の頭痛です。痛みの場所や程度は時により変わります。一日中痛いわけではなく、痛くない時もあります。原因の多くは、疲れ・ストレス・睡眠不足・気圧の低下(曇りの日・季節の変わり目)などです。

2)三叉神経痛

三叉神経痛とは顔に痛みのでる病気です。顔の感覚(いたい、さわった、つめたい、あついなど)を脳に伝える神経が三叉神経ですが、この神経に痛みが起こり、顔を痛く感じるのが三叉神経痛です。三叉神経痛の顔の痛みはかなり特徴的です。痛みは非常に強いものですが、突発的な痛みです。一瞬の走るような痛みで、数秒のものがほとんどで、ながく続いてもせいぜい数十秒です。三叉神経痛では洗顔、お化粧、ひげそり、そしゃく(ものをかむ動作)などで痛みが誘発されます。痛みで歯磨きができないこともあります。触ると痛みを誘発されるポイントがあり、上まぶたや鼻の横などを触ると、顔面にぴっと痛みが走る、という場合は三叉神経痛の可能性が高いです。

三叉神経痛カルバマゼピン(商品名、テグレトール®)というお薬で、8割以上の人で一時的には痛みが消失または改善します。ふらつきやねむ気などの副作用がときにでます。このようなときにはお薬の量や飲み方を工夫する必要があります。

3)群発頭痛

群発頭痛眼の周りや眼の奥にはげしい痛みを起こします。痛みの性質としては、激痛で、眼をえぐられるような痛みです。三叉神経痛とおなじく非常にはげしい痛みですが、三叉神経痛よりも長い痛みです。また痛みにともなって痛みと同じ側の眼から涙が流れたり、鼻みずが出たりするのも特徴です。お酒を飲むと痛みが誘発される場合があります。しばらく痛みのおこりやすい時期がつづくと半年くらい痛みのない時期がつづくという特徴があります。治療としては、スマトリプタンの皮下注射や点鼻剤の他に在宅酸素療法(HOT)があります。

在宅酸素療法(HOT)

群発頭痛の急性期には酸素吸入が有効であると言われていて、在宅酸素療法(HOT)が2018年から保険適用になりました。当クリニックでも在宅酸素療法を導入しておりますので、医師にご相談ください。

4)命に関わる頭痛

稀ですが命に関わるような怖い頭痛もあります。代表的な病気はくも膜下出血、髄膜炎、脳腫瘍などです。これらの病気は、脳内に原因があり生じるもので頭全体が持続的に非常に痛くなります。

くも膜下出血は一般的には脳動脈瘤の破裂により起こるもので、ハンマーで頭を殴られたぐらい痛く、通常、経験しないような激しい頭痛です。痛みが強く急に起こるので意識を失う場合もあります。

髄膜炎は、何らかの原因で脳内に感染を起こしたもので、高熱・意識障害・けいれんなどがみられます。くも膜下出血や髄膜炎を患った患者さんは、歩いて来院される方はなく救急車対応になります。

脳腫瘍による頭痛は “目覚め型の頭痛”と称され、典型的には頭が痛くて目が覚めて、嘔吐すると頭痛が軽快するというものです。このような状況が続く場合はMRIなどの脳の検査が必要になります。このような場合には、経験豊富な脳外科専門医である阿部院長が診察し、必要であればより専門性の高い脳外科医をご紹介致します。ぜひ、ご相談ください。