予防接種(インフルエンザ・帯状疱疹等)

※ 現在、インフルエンザワクチン💉の在庫があれば、当日ご予約なしでも接種可能です。念のため、お電話にてご確認ください📞

📞03-3830-0395

<新型コロナウイルスワクチンとの接種間隔について>原則として、新型コロナウイルスワクチンとそれ以外のワクチンは同時に接種できません。新型コロナウイルスワクチンとその他のワクチンは互いに片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。 

※当クリニックでは、新型コロナウイルスワクチンの個別接種(医療機関で直接予約を受け付けるもの)はおこなっておりません。


予防接種(ワクチン接種)

▷院長ブログ「生ワクチンと不活化ワクチンの違いは?💉」2020/10/12(月)

 当クリニックでは、インフルエンザ・肺炎球菌・風しん・麻しん・水痘・帯状疱疹などの各種ワクチン接種を行っています。また、小児の予防接種も行っています。ご希望の方は、まずお電話にてお問合せください。

 予防接種は、健康保険適応外ですので、自費負担になります。子供の予防接種・高齢者インフルエンザ予防接種・高齢者肺炎球菌予防接種・成人の風しんワクチン接種には文京区の費用助成制度があります。

▷お知らせ「[平成7~18年度生まれの方]日本脳炎予防ワクチン接種💉」2019/7/28(日)

 子供の予防接種は必要なワクチンを適切な時期に適切な回数接種することが重要です。そのため、日本国内においては同時接種が推奨されています。当クリニックでも多種類のワクチンを同時に接種しております。

 風しん・麻しん・MR・おたふくかぜ・水痘・ロタウィルスなどの生ワクチン接種後、次のワクチン接種は約一か月以上間隔をあけなければなりません。

予防接種の種類
風しん 麻しん
風しん・麻しん混合(MR) 水痘・帯状疱疹
おたふくかぜ 小児肺炎球菌
ヒブ 日本脳炎
B型肝炎:乳児・成人 ロタリックス
狂犬病 破傷風トキソイド
3種混合 4種混合
高齢者肺炎球菌 インフルエンザ

 当クリニックでは、診療や注射が終わったお子さまに消しゴム(イワコー)のプレゼントをしています。パーツが分解できて、大人でも楽しめます。

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹の症状は、体の片側の一部にピリピリとした痛みがあらわれ、その部分に水ぶくれを伴う赤い発疹が出ます。痛みは徐々に増して、夜眠れないくらいの激しい痛みの場合もあります。症状の多くは上半身にあらわれますが、顔や目、頭にあらわれることもあります。

帯状疱疹の原因は、「水痘・帯状疱疹ウイルス」です。はじめて感染したときは「水ぼうそう」として発症しますが、治った後もウイルスは体内に潜んでいます。普段は免疫力によって活動が抑えられていますが、加齢やストレスなどで免疫力が低下すると、潜んでいたウイルスが暴れ出します。ウイルスが神経に沿って移動し、皮膚に到達して発症したものが帯状疱疹です。

日本人の成人は9割がウイルスを体内に持っていると考えられているので、加齢やストレスなどで免疫力が下がった際、帯状疱疹を発症する可能性があります。

帯状疱疹を発症した際、周囲の人に帯状疱疹としてうつることはありません。しかし、水痘・帯状疱疹ウイルスに対する免疫を保有していない人には感染する可能性があり、「水ぼうそう」を発症します。水ぼうそうの入院患者さんのうち、約3割は帯状疱疹が感染源だと報告されています。

帯状疱疹を発症した患者さんの約7割が50歳以上です。日本では高齢化に伴い、発症する患者さんの数は右肩上がりで増えていて、80歳までに3人に1人がかかるといわれています。帯状疱疹は、免疫力が低下したときに発症するため、若い方であっても疲れやストレスがたまることによって発症することがあります。帯状疱疹にならないように日頃からの体調管理を心がけ、免疫力を低下させないことが大切です。

帯状疱疹には有効な抗ウイルス薬がありますので、発症してしまったら、できるだけ早く抗ウイルス薬による治療を始めることが大切です。

しかし、厄介なのは、帯状疱疹の皮膚症状が治った後も、何ヶ月・何年も痛みが残ってしまう、「帯状疱疹後神経痛(PHN)」になってしまう可能性があることです。50歳以上では、約2割の患者さんがPHNに移行するといわれています。さらには、目や耳に帯状疱疹があらわれると、めまいや耳鳴りといった合併症が見られることがあったり、重症化すると、視力低下や失明、顔面神経麻痺など、重い後遺症が残る危険性もあります。

帯状疱疹は、ワクチンを予防接種することで発症リスクを減らすことができ、発症したとしても重症化を防げます。リスクが高まる50歳以降はワクチン接種が推奨されています。特に、糖尿病などの基礎疾患を持つ方は発症リスクが高くなるので、ワクチン接種をお勧めします。

帯状疱疹ワクチンとして現在、接種可能なのは「ビケン」と「シングリックス」です。ビケンは皮下注射1回、シングリックスは筋肉注射2回の接種となります。それぞれのワクチンの特徴をふまえてご自分にあった方を選ぶことができます。当クリニックではどちらも接種できますので、どちらがいいかわからない方はご相談くださいね。(例えば、「ビケン」は生ワクチンのため、免疫機能が低下する病気にかかっている方や免疫力を抑制する治療を受けている方には使用できず、そのような方は不活化ワクチンである「シングリックス」を選択することになります。)

ただし、以下のような方には接種できません。妊娠初期に感染すると「先天性水痘症候群」のリスクがありますので、ワクチン接種後2か月間は妊娠を避けてください。

  • 発熱している方
  • このワクチンの成分によってアナフィラキシーショックを起こしたことがある方
  • 免疫機能に異常のある方、免疫抑制剤の投与を受けている方
  • 妊娠している方

文京区の助成制度

令和元年10月より、文京区は都内で初めて帯状疱疹予防接種費用の助成を始めました。当クリニックは区内指定医療機関として帯状疱疹予防接種を行っておりますので、お電話にてご予約ください。さらに、令和5年度には区の重要施策事業として「Withコロナ時代に向けた \帯状疱疹ワクチン予防接種費用助成制度の拡充」が決定し、文京区に住民登録がある方のうち、今まで65歳以上を対象としていた年齢が、令和5年4月1日より50歳以上に拡充されます。現在は乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」のみが助成対象ですが、令和5年4月1日からは組換えサブユニットワクチン「シングリックス」も選択できるようになり、ともに、ワクチン接種単価の半額程度の助成が予定されています。

● 費用  自己負担 4,000円(公費負担は1回のみ)

※令和4年4月1日から令和5年3月31日までは助成対象は乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」のみ

● 助成対象資格者

接種日において文京区に住民登録がある65歳以上になる方で、接種を希望される方。現在64歳の方は、65歳の誕生日の前日から接種できます。 

※費用助成には予診票が必要となりますので、文京区の予防対策課(03-5803-1834)へご連絡の上お受け取りください。

乾燥弱毒生水痘ワクチン『ビケン』

ビケンは日本で開発され、1986年に認可されてから長く小児の水痘予防に使用されてきたもので、2016年に50歳以上の方に対する帯状疱疹の予防についても効能・効果に追加されました。予防効果は5年ほどですが、接種回数が1回(皮下注射)でよく、値段はシングリックスより安価で7,200円です。

費用:乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」 7,200円(税込)

※助成対象者の自己負担額は4,000円です。

世界初の組換えサブユニットワクチン『シングリックス』

シングリックスは2020年1月に新たに帯状疱疹専用の予防接種として認可されたもので、帯状疱疹に対する高い予防効果で注目されています。値段が高価で、2ヶ月の期間をあけて2回の接種(筋肉注射)が必要ですが、効果が持続する期間が長く、10年以上といわれています。

 シングリックスは、2回の筋肉内注射が必要です。ウイルス表面タンパクの一部を抗原とした不活化ワクチンで、生ワクチンではありません。

新型コロナワクチンとは、2週間の接種間隔をあける必要があります。

対象:50歳以上
費用:組換えサブユニットワクチン『シングリックス』1回あたり:22,000円(税込)

※2ヶ月あけて2回の接種が必要です。

インフルエンザワクチン

▷院長ブログ「今年のインフルエンザワクチン💉」2021/9/28(火)

▷院長ブログ「今年のインフルエンザワクチンに入っているウイルス株は?🍀」2020/9/14(月)

▷院長ブログ「インフルエンザワクチンに添加されている防腐剤🥚」2020/9/4(金)

インフルエンザ予防接種を受けていますか?

 冬が近づいてくると、手洗い・うがいなど、ウイルスを体内に入れない対策を意識して取り組んでいる姿が目立ちます。これはもちろん大切な予防策です。
しかし、ウイルスを完全にシャットアウトし、体内に入れないということは現実的には不可能です。それにもかかわらず、ウイルスを体内に入れない対策に対して、ウイルスが体内に入ってしまったときの対策(=予防接種)をしている人は意外に少ないというデータがあります(厚生労働省の「定期の予防接種実施者数」によれば、平成24年度の実施率は49.6%)。

インフルエンザとは

 インフルエンザは、感染後1~2日の潜伏期の後、普通の風邪よりも急激に発症し、38℃以上の「高熱」、初期には頭痛、全身倦怠感、関節痛、筋肉痛などの「全身症状」が出ることが特徴です。
 高齢の方、糖尿病や腎機能障害などの基礎疾患を持つ方、妊娠中の方、乳幼児がインフルエンザにかかると、気管支炎や肺炎、脳炎(インフルエンザ脳炎)などを合併して重症化し、最悪の場合は死に至ることもあります。

インフルエンザに感染してしまうと

 原則、解熱後5日間は出社および登校ができなくなります。大切なお仕事や試験などに支障が出ますので、是非とも早めにインフルエンザの予防接種をしておくことをお勧めします。

インフルエンザ予防接種とは

 インフルエンザの発症、重症化を防ぐために用いられるのがインフルエンザワクチンによる予防接種です。予防接種によって、体内にインフルエンザに対する抗体を事前に作っておき、インフルエンザウイルスが体内に入ってしまった場合に、発症を防ぎ、万が一発症してしまった場合には重症化を防ぎます。インフルエンザワクチンには感染力がないので、予防接種によってインフルエンザを発症することはありません。

 接種は生後6か月以降から可能です。6か月以上3歳未満には0.25mL、3歳以上は0.5mL接種します。インフルエンザは不活化ワクチンですので、インフルエンザワクチン2回目、他のワクチン接種は13歳未満は2-4週間、13歳以上は1-4週間の間隔をあければ問題ありません。

インフルエンザワクチンの効果

 インフルエンザワクチンの効果は、「ワクチンを接種しなかった場合におこる危険性を、ワクチン接種したことによってどの程度減少させることができるのか」という相対危険で表すことが一般的です。よく引用される報告では、発症抑制効果(有効性)は以下の通りです。

  • 0~15歳: 1回接種で68%、2回接種で85%
  • 16~64歳: 1回接種で55%、2回接種で82%
  • 65歳以上: 1回接種で34 – 55%(死亡リスクは82%減)

 このように、インフルエンザワクチンはインフルエンザの発症および重症化をある程度抑制しますが、その効果は完全ではないことに留意しておく必要があります。
 特に高齢者や基礎疾患(※)を持つハイリスク群の方は、発症すると重症化や合併症を起こす可能性が高いため、インフルエンザワクチン接種が積極的に推奨されています。
※基礎疾患:気管支喘息や慢性肺気腫などの呼吸器疾患、心不全、先天性心疾患などの循環器疾患、糖尿病、腎不全、免疫不全など

インフルエンザワクチンの主な副作用(副反応)

 注射した部分が赤くなる、腫れる、硬くなる、熱を持つ、痛くなるということが、10〜20%の人に起こります。通常、2〜3日で消失します。
 全身の副反応として、発熱、悪寒、頭痛、嘔吐、下痢、倦怠感、めまいなどの症状が5〜10%の人に起こります。この症状も通常2〜3日で消失します。
 非常に稀に、アナフィラキシー(全身性にアレルギー症状が出る反応)などの重篤な副反応が起こることがあります。万が一そのような副反応が出た場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
 インフルエンザワクチンには卵の成分が含まれています。近年ではその量は微量であり、問題とならないこともあります。しかし、卵を食べてアナフィラキシーショックを起こすような重篤な卵アレルギーがある方、卵の特異的IgEがスコア5~6以上の方は接種を控えます。
 当クリニックでは、乳幼児のお子様は離乳食で卵の加工食を食べてアレルギー症状が出ない方を対象として、接種を行っております。

チメロサールフリーワクチン(防腐剤であるチメロサールやホルマリンを含まないワクチン)について

 通常のインフルエンザワクチンは、1瓶に大人2人分(1ml)が入っていて、使用に際して複数回、瓶へ注射針を刺します。そのため、細菌等が混入する危険性があり、この汚染の危険性を回避する目的で、防腐剤であるチメロサール(有機水銀)が添加されています。

 一方、チメロサールフリーワクチンは、ワクチンを無菌状態に保つのに1人分ずつ個別の注射器につめて製造されているため、防腐剤を含みません。有機水銀の体内蓄積と副作用の心配がないだけでなく、接種によるアレルギー反応が少なく、注射時の痛みや腫れも軽減できるという利点があります。

 また、通常のインフルエンザワクチンには添加物としてホルマリン(ホルムアルデヒド)も含まれています。ホルマリンは、シックハウス症候群や蕁麻疹、刺激性皮膚炎などの原因となってしまいます。

 当クリニックでは、防腐剤であるチメロサール(有機水銀)およびホルマリンを含まないワクチン『フルービックHAシリンジ』を使用しています。

 ※チメロサールフリーワクチンは製造に手間がかかって生産量が少なく、数に限りがあります。

実施期間

 予防接種は効果が現れるまでに2週間程度かかります。効果が持続するのは約5ヶ月と言われているので、10月初旬~12月中旬に接種されることをお勧めいたします。ワクチンの数には限りがございますので、お早めにご来院ください。

費用

1回目 2回目
インフルエンザワクチン 3,500円☆ 3,000円✳︎
無料
(文京区助成「高齢者」)
(助成は1回までです)
1,500円
(文京区助成「子ども」)
1,000円✳︎
(文京区助成「子ども」)
チメロサールフリー
6,000円 5,500円✳︎

✳︎2回目の価格は当院で2回受ける場合に適用されます。

接種回数(原則) 13歳未満:2回、13歳以上:1回

文京区の助成制度 

令和4年度定期高齢者インフルエンザ予防接種

接種時に文京区に住民登録のある方で、次の(1)または(2)に該当し、自らの意思で接種を希望される方は、無料で接種できます。

(1)誕生日が昭和33年1月1日以前で、接種日に65歳以上の方(現在64歳の方は、65歳の誕生日の前日から接種できます。)

※対象の方には、令和4年9月下旬に予診票が発送される予定です。

(2)60歳以上65歳未満で、心臓、じん臓、呼吸器の機能、または、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に重い病気のある方(身体障害者手帳1級)で、接種を希望される方 (現在59歳の方は、60歳の誕生日の前日から接種できます。)

※予診票の交付にあたっては、予防対策課または保健サービスセンター本郷支所までご連絡ください。

実施期間  2022年10月1日から2023年1月31日まで

子どもインフルエンザ

接種時に文京区に住民登録のある方で、生後6か月~中学3年生の方は、1回2,000円の助成が以下の回数受けられます。

クリニックに予診票をご用意していますので、ご来院の際に記入していただきます。接種後は助成額2,000円との差額をお支払いください。

  • 生後6か月以上13歳未満は年度に2回まで
  • 13歳以上中学3年生までは年度に1回まで  

実施期間  2022年10月1日から2023年1月31日まで

※予防接種を受ける際は、原則保護者の同伴が必要です。保護者が同伴できない場合や13歳以上の方が予防接種を受ける場合には、↓「文京区 子どもの定期予防接種」のページをご確認ください。保護者が同伴できない場合は、下記のページから委任状もダウンロードいただけます。

「文京区 子どもの定期予防接種」

麻しん(はしか)・風しんワクチン

風しんは発熱などの症状とほぼ同時に全身に発疹が出る感染症です。風しんに対して免疫をもっていれば風しんにかかることはありません。しかし、風しんに対して免疫がない場合、または免疫が少ない場合は風しんにかかる可能性があります。

免疫を持たない女性が妊娠初期に風しんにかかると、赤ちゃんに先天性風しん症候群(難聴や心疾患、白内障や緑内障などの障害)を起こすことがあります。厚生労働省の調べによると、平成24年10月から平成26年2月までに42人の先天性風しん症候群の報告がありました。また、抗体があってもその量が少ない(抗体価が低い)場合も赤ちゃんに先天性風しん症候群を起こす可能性があります。そのため、妊娠を予定している女性や妊娠を希望している女性は風しんワクチンの予防接種を受ける必要があります。また、女性が妊娠している場合あるいは妊娠を希望している場合は、妊婦の周りにいる方(妊婦の夫あるいはパートナー、子ども、その他の同居家族)が風しんワクチンの予防接種を受けるなどの予防に努めることが大切です。

風しんワクチンの対象者

風しんワクチンの予防接種の対象者は、10代後半から40代の女性(特に、妊娠を予定あるいは希望している女性や妊娠する可能性の高い女性)、妊婦の夫あるいはパートナー、妊婦の子供や同居家族など身近にいる人、などです。

風しんワクチンの予防接種をうけることにより、妊娠中の女性が風しんにかかることを予防し、また妊婦以外の方が妊婦に風しんをうつすことを予防できます。現在は、風しんワクチンに麻しん(はしか)ワクチンを混合した、麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)が定期の予防接種に用いられています。

風しんワクチンの注意事項

妊娠中あるいは妊娠の可能性がある女性は風しんワクチンを受けることができません。また、女性はワクチン接種後の2ヶ月間は妊娠を避けるように注意が必要です。しかし、妊娠中の女性がワクチンの接種をうけて、赤ちゃんに先天性風しん症候群が発症した報告はありませんので、ワクチン接種後に妊娠が判った場合でも心配はほとんどありません。

風しん抗体検査

風しんに対して免疫がない場合、または免疫が少ない場合は風しんにかかる可能性があります。それを知るための検査が風しん抗体検査です。風しん抗体検査の結果、抗体がない、あるいは抗体があってもその量が少ない(抗体価が低い)場合は、風しんワクチンの予防接種を受けて、風しんに対して免疫をつける必要があります。

※抗体価が低いとは、抗体価がHI法で16倍以下又はEIA法で8.0未満の場合です。

最近の風しんの特徴

風しんは咳やくしゃみなどで風しんウイルスが感染して起こります。「三日はしか」とも呼ばれ、子供がよくかかる病気と考えられていました。しかし、最近は風しんにかかるのは9割が大人で、免疫を持っていない20代~40代の男性や20代の女性を中心に患者数が増えています。

風しんは、春から初夏にかけて多いとされています。しかし、冬にも少ないながらも発生しています。厚生労働省の調べによると、平成25年には累計14,357例の感染報告があり、平成20年以降では最も多い報告数となっています。

費用

1.風しん抗体検査 7,200円(税込)

2.麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン) 9,200円(税込)

学生割引 8,200円(税込) ※学生証の提示が必要です。 

文京区の助成制度

文京区では、以下の条件を満たしている方に対して、風しん抗体検査および任意のワクチン接種の費用が助成されております。
当クリニックは区内指定医療機関の一つとして、該当者に①風しん抗体検査および②風しん予防MRワクチン接種を行っております。もしご自分が該当するかわからない場合は、電話にてご相談を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

● 費用 1人1回限り「無料」
● 助成対象資格者

①風しん抗体検査

・(先天性風しん症候群対策)検査当日において、20歳以上で文京区に住民登録のある「妊娠を予定又は希望している女性」「妊娠を予定又は希望している女性と同居している方」「妊婦と同居している方」

昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性は、国の追加的対策の対象者ですので、接種にあたって文京区から送られているクーポン券を持参してください。

②風しん予防ワクチン接種

 接種当日において、次のいずれかに該当する方が対象となります。

   (A) 上記の抗体検査の結果において、抗体価が十分でないと判明した方

   (B) 上記の抗体検査の対象の方で、過去の抗体検査結果において抗体価が十分でないことが確認できる方

 ※抗体価が十分でないとは、抗体価がHI法で16倍以下又はEIA法で8.0未満の場合です。  

肺炎球菌ワクチン

肺炎は日本人の死因の三番目に多い病気です。肺炎で亡くなる方の約95%が65歳以上の方です。肺炎のなかで最も多く重症になるのが肺炎球菌による肺炎なのです。肺炎球菌は主に子供の鼻やのどに住み着いていて、咳やくしゃみによって周囲に飛び散り、それを吸い込んだヒトに広がっていきます。肺炎球菌は気管支炎、肺炎、敗血症、髄膜炎などの重い合併症を起こすことがあるきわめて危険な細菌の一種です。
 65歳以上の方、心臓疾患(心筋梗塞・狭心症など)・呼吸器疾患(喘息・慢性閉塞性肺疾患など)・糖尿病・腎臓の病気などの基礎疾患のある方、脾臓を摘出している方は肺炎球菌による肺炎のリスクが高いので、成人用肺炎球菌ワクチン接種を受けることが強く推奨されています。
肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し重症化を防ぎます。すべての肺炎を防ぐものではありません。ワクチン接種してから抗体(免疫)ができるまでに約3~4週間かかります。1回接種後、5年間程度、効果が持続し、5年間経過しないと再接種を受けることはできません。

23価肺炎球菌ワクチン とは

90種類以上のタイプがある肺炎球菌ですが、そのうち、成人の重症肺炎球菌感染症の原因の約7割を占めるといわれる23種類に対応しているのが「23価肺炎球菌ワクチン」です。

費用  

9,200円(税込)  ※助成対象者の自己負担額は4,000円です。

文京区の助成制度

平成26年10月1日より、高齢者を対象とした肺炎球菌ワクチンが定期接種([定期])となりました。平成31年度に対象となる方は、2019年4月1日から2020年3月31日までの間に接種することができます。 

さらに、文京区では、高齢者用肺炎球菌定期接種([定期])の対象(平成31年度に65・70・75・80・85・90・95・100歳となる方及び101歳以上となる方)とならない75歳以上の方を対象として、高齢者用肺炎球菌ワクチンの接種費用助成制度([任意])を実施しています。

当クリニックは区内指定医療機関の一つとして、肺炎球菌予防接種を行っております。もしご自分が[定期]もしくは[任意]に該当するかわからない場合は、電話にてご相談を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

● 費用  [定期] [任意] ともに 1,500円(公費負担は1回のみ)
  • 生活保護世帯の方は、自己負担額が「無料」と記載のある予診票または保護証明書を持参すれば自己負担が免除されます。保護証明書は文京シビックセンター9階の生活福祉課で発行します。
  • 中国在留邦人等の支援世帯の方は、支援給付証明書を持参すれば自己負担が免除されます。
  • 脾臓摘出を受けた方、無脾症の方は健康保険の対象となります。
● 助成対象資格者

[定期] 高齢者用肺炎球菌定期接種の対象者

(1)令和4年度に以下の年齢となる方で、自らの意思で接種を希望される方

  • 65歳 :昭和32年4月2日生まれ~昭和33年4月1日生まれ
  • 70歳 :昭和27年4月2日生まれ~昭和28年4月1日生まれ
  • 75歳 :昭和22年4月2日生まれ~昭和23年4月1日生まれ
  • 80歳 :昭和17年4月2日生まれ~昭和18年4月1日生まれ
  • 85歳 :昭和12年4月2日生まれ~昭和13年4月1日生まれ
  • 90歳 :昭和7年4月2日生まれ~昭和8年4月1日生まれ
  • 95歳 :昭和2年4月2日生まれ~昭和3年4月1日生まれ
  • 100歳 :大正11年4月2日生まれ~大正12年4月1日生まれ

対象の年齢で、過去に文京区の費用助成を受けたことのない方には、3月末に個別に予診票を発送しています。

(2)60歳以上65歳未満で、心臓、じん臓、呼吸器の機能、または、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に重い病気のある方(身体障害者手帳1級)で、自らの意思で接種を希望される方(現在59歳の方は、60歳の誕生日の前日から接種できます。

※既に23価肺炎球菌を接種したことがある方は対象外です。

※予防接種法に基づく定期予防接種として接種できるのは、生涯一度限りです。  

[任意] 高齢者用肺炎球菌ワクチンの接種費用助成制度の対象者

接種日に文京区に住民登録がある、平成31年度に75歳以上となる方で、接種を希望される方。ただし、定期予防接種の対象となる方は除きます。また、既に定期予防接種として肺炎球菌予防接種を受けたことがある方及び文京区の費用助成を受けたことがある方は対象外です。

おたふくかぜワクチン

最近、成人のおたふくかぜ患者さんが増加傾向にあります。子供のころにおたふくかぜにかかったことがある方はほぼ大丈夫です。子供のころにおたふくかぜにかからずに、おたふくかぜの予防接種を受けた25~30歳くらいの方は、免疫がなくなっている可能性が高く要注意なのです。ワクチンで得られた免疫は実際におたふくかぜにかかって得られた免疫よりも弱いとされています。その場合でも毎年のようにおたふくかぜのウイルスにさらされていれば問題ありません。しかし、各種ワクチンが普及されたことでおたふくかぜは誰もがかかる病気ではなくなりました。

おたふかぜに対する免疫がなくなっているとおたふくかぜにかかりやすくなります。大人のおたふくかぜは重症化しやすいといわれています。もっとも多いのが無菌性髄膜炎というものです。多くの場合、耳の下の腫れから5日ほど経ってから、高熱、頭痛、嘔吐を繰り返すようになり入院が必要になります。問題は難聴と思春期以降の男性に生ずる「精嚢炎」(睾丸炎)です。精嚢炎はおたふくかぜにかかった思春期以降の男性の20~30%に起こります。睾丸が激しく痛み、陰嚢が赤く腫れあがります。両側の睾丸に起こることもあります。睾丸が萎縮して小さくなり無精子症(男性不妊症)になってしまうこともあります。思春期以降の女性も約7%が卵巣炎をおこすといわれています。

重症化しやすい大人のおたふくかぜですが、おたふくかぜの抗体があるかどうかを調べる時間とお金を考えれば、いきなり予防接種を受けてしまう方が良いかもしれません。免疫がある方がさらにワクチンを接種してもなんら問題はありません。

1回目の接種後、28日間あけて2回目の接種を行います。ただし、以下のような方には接種できません。ワクチン接種後2か月間は妊娠を避けてください。

  • 発熱している方
  • このワクチンでアナフィラキシーショックを起こしたことがある方
  • 免疫機能に異常のある方、免疫抑制剤の投与を受けている方
  • 妊娠している方

費用 

乾燥弱毒生おたふくかぜワクチン 一回 6,200円(税込)

※ 接種時に文京区に住民登録のある、1歳以上小学校就学前の方には3,000円の助成があります。当クリニックにて予診票に記入し、接種費用6,200円と助成額3,000円の差額3,200円をお支払いください。ただし、助成が受けられるのは一回のみです。