新型コロナワクチンをうちました💉

新型コロナワクチンをうちました💉

2021/4/23(金)

 みなさん、おはようございます。僕は、先週の土曜日に新型コロナワクチンの1回目の接種をしてきました

 患者さんには毎週注射していますが、自分がされるのは苦手なのでちょっとびくびくしていたんですが、全然チクッともしないで、一瞬で終わったので本当に良かったです。(うってくださった先生、ありがとうございました。)

 僕は何も考えずに長袖のシャツを着ていってしまい、頑張って無理矢理まくりあげたので、肩のあたりがキツくて大変でした。(肩峰から上腕までしっかり露出する必要があるんです。)一緒に行ったスタッフはみんな、ちゃんと腕を出しやすい服を着てきていて、さすがでした。僕は、全然みんなのお手本にならなかったです。みなさん、接種の際の服装にはお気をつけくださいね。

 さて、せっかくなので、ワクチンを接種している写真を載せます。ちょうど消毒してもらっているところですが、このように、三角筋にうってもらいます。新型コロナワクチンは筋肉注射をするとニュースなどでご覧になったでしょうか。

 日本では、インフルエンザワクチンなどを皮下注射で行っているため、筋肉注射という言葉は聞き慣れないかもしれませんね。でも、海外では筋肉注射でワクチンをうつのは一般的なんです。それは、表皮、真皮の下にある皮下組織にワクチンを入れるよりも、さらに下にある筋肉に注射した方が、副作用が少なく抗体もできやすいとされるからです。皮下脂肪よりも筋肉の方が組織の血流が豊富なため、免疫細胞も多く分布していて、免疫がつきやすいんですね。

 また、筋肉に注射するというと「痛そう」と想像してしまうかもしれませんが、そんなことはありません。多くのワクチンにおいて、皮下注射よりも筋肉注射の方が痛みや腫れといった局所の反応が少なくなることが知られているんです。

 さらに、接種の際に注意が必要になる方もいらっしゃって、例えば、血が固まりにくくなるお薬を飲んでいる方は、接種の後2分間強めに押さえる必要があります。ご自分の身体の症状や飲んでいるお薬について予診票に記入して、接種前の問診で医師に伝えてくださいね。

 今日は新型コロナワクチンのお話でした。さて、4月も残り1週間、元気に過ごしましょう。