むずむず脚症候群👣

むずむず脚症候群👣

2020/5/23(土)

 みなさん、こんばんは。今日はお昼すぎまで診療をして、午後は、塩豆大福を食べながらアマゾンプライムで『インフェルノ』を観ました。前にも観たはずだと思うのですが、あらすじをほとんど忘れていたので、新鮮な気持ちでどんでん返しを楽しめました。

 さて、真面目に病気のお話です。最近、「むずむず脚症候群」の患者さまが、数名立て続けに受診されました。同じような症状でお困りの方に治療法などの情報を提供するため、ホームページにむずむず脚症候群についての内容を加筆したので、ご紹介したいと思います。

 むずむず脚症候群とは、レストレスレッグス症候群(restless legs syndrome:RLS)あるいは 下肢静止不能症候群 とも呼ばれて、主に膝下に不快な症状を感じる病気です。夜、眠ろうとベッドに入ったときや、じっと座っているときに、脚の内側から不快感が起こり、脚を動かすと和らぐといった特徴があります。

 以下の4つの特徴的な自覚症状にあてはまる場合はむずむず脚症候群の可能性があります。

  1. 脚の不快な感覚のため、脚を動かしたくてたまらなくなる
  2. 安静にして、横になったり座ったりしていると症状があらわれる、または強くなる
  3. 脚を動かすと、不快な感覚が軽くなる
  4. 夕方から夜にかけて症状が強くなる

 個人差はありますが、お薬でこのような症状を抑えられますので、「脚がむずむずする」「脚を動かしたくてたまらない」とお悩みの方は、お早めにご相談ください。直接来院するのに抵抗がある方は、もちろんオンライン診療でも診察し、お薬を処方することができます。

  そういえば、感染予防のためクリニックで使い捨てスリッパを使うようになったことをご報告していなかったので、今日の帰りに写真を撮ってきました。使い捨てなので、へにょへにょですが。(少し残してある茶色いスリッパも、毎回消毒しているので安心してくださいね。)