[院内勉強会]年に一回、15分間の点滴による骨粗しょう症の治療薬💉

[院内勉強会]年に一回、15分間の点滴による骨粗しょう症の治療薬💉

2019/6/23(日)

 みなさま、週末はいかがお過ごしでしたか。東京は雨が降らなかったですが、蒸し暑かったですね。

 今日は、今週の木曜日に勉強した新しい骨粗しょう症の治療薬についてご紹介します。今回の勉強会で取り上げたのはビスホスネート製剤である「リクラスト®(ゾレドロン酸合成酵素)」です。骨粗しょう症の治療薬は、内服薬や皮下注射で「毎日」「週に一回」「月に一回」使用するものなどがありますが、これは年に一回、15分間の点滴静脈注射で済む画期的なお薬です。骨粗しょう症の患者さんに対して優れた骨密度増加作用を示し、骨折発生率を高率に低下させます。担当のMRさんから、適応症・使用方法・使用上の注意点などについて詳細に説明を受けました。腎機能障害のある方には使用上の制限がございます。

 年に一回の治療で済みますので、薬が飲めない方、薬の飲み忘れが多い方、薬の量が多く薬の量を減らしたい方などには最適な骨粗しょう症治療薬だと思います。このような悩みを持っている骨粗しょう症の患者さまは、ぜひご相談下さい。

 旭化成ファーマ株式会社のMRさん、勉強会をありがとうございました。