会社・学校等の健診で再検査と言われた方へ

通常、健診で行われる尿検査は、尿蛋白、尿潜血、尿糖などを調べます。
これらが陽性であったときに、腎臓に何らかの問題があることが疑われます。
腎臓病は早期発見・早期治療が鍵ですので、お早めに腎臓の専門医が在籍するクリニックで再検査をお受けください。

尿検査とは一体どのようなものか

ある日突然、再検査と言われるのはとても不安なことですね。
そもそも、尿検査とは何のために行われているかご存知でしょうか。

尿検査は身体に負担をかけずに、様々な項目を一度に調べることができるとても優秀な検査です。
中でも、気付かないうちに進行していく糖尿病や腎臓病を早期発見できる可能性があるというのは最大のメリットです。

尿検査の項目の見方について

尿蛋白が陽性

腎臓で、タンパク質の処理に異常がある場合、陽性になります。
尿蛋白が陽性の場合は腎臓の疾患なので、泌尿器科ではなく必ず腎臓内科を受診してください。
何も自覚症状が出ていない方でも、再検査の必要がありますので、お早めに腎臓内科で再検査を行ってください。

尿潜血が陽性

腎臓内科が扱う腎炎などの病気の疑いと、泌尿器科が扱う尿結石などの疑いがあります。
円柱のような、ところてんのような物が混ざっている場合は、ほとんどの場合、腎臓に異常があります。腎臓内科で再検査を行ってください。
また、泌尿器科を診療したが、原因がわからなかった場合、腎臓内科で再検査することをおすすめいたします。

尿糖が陽性

血糖値がある一定以上になると、尿から糖分が検出されます。
糖尿病の疑いがあるので、専門のクリニックでの再検査をおすすめいたします。

どこで再検査をすればいいの?

尿検査の再検査が必要になったとき、再検査ってどこですればいいの?
と思われる方がほとんどだと思います。
実は、泌尿器科や近所の内科でも再検査することはできます。
しかし、再検査するクリニックはしっかりと選ばなければなりません。

例えば泌尿器科で再検査を行う場合、尿路の疾患に関しての専門的な対応を期待することができます。
また、腎臓内科で再検査を行う場合、腎臓病をはじめ、糖尿病などの疾患に関しての専門的な対応を期待することができます。
対して、内科で再検査を行う場合、万が一、異常が見つかったときに専門的な対応は望めません。(専門のクリニックを紹介され、再再検査をすることになります)

このような観点で再検査するクリニックをお選びください。

尿検査によって早期発見することが大切な疾患は、自覚症状が出る頃にはすでに手遅れとなってしまう場合が多いもの、つまり糖尿病や腎臓病です。
これらの病気の兆候を見逃さないためにも、腎臓内科で再検査することをお勧めします。

当クリニックでは、腎臓の専門医が患者様の健康状態をチェックしていきます。試験紙の項目数も多いです。
また、再検査で異常が見つからなかった場合でも、患者様の生活習慣を見直すきっかけとなりますように、健康に関するアドバイスをさせていただきます。

自分は大丈夫と油断せず、重大な病気の早期発見・早期治療のためにも、再検査は必ず行ってください。