高血圧とは

高血圧 春日駅前内科クリニック

高血圧とは、血圧の値が高くなる病気(収縮期血圧140mmHg以上、拡張期血圧90mmHg以上のどちらか一方あるいは両方)です。
世界中で増えている病気で、WHOによると、25歳以上の3人に1人が高血圧であると推測されています。
(参考:「World Health Day 2013: measure your blood pressure, reduce your risk」WHO:世界保健機関)
そのまま放置しておくと動脈硬化が進行して、心臓病、脳卒中、腎臓病などの重大な病気になることがありますので、

日本では、高血圧対策として特定保健用食品(通称:トクホ)が数多く販売されておりますが、その効果は限定的なものになります。
また、腎機能に問題がある方の場合は使用に注意が必要です。

高血圧は専門医の指導のもと、治療を行っていく病気です。
少し血圧が高いだけと自分で判断せずに、お早めに内科を受診して、血圧のコントロールを始めることをお勧めします。

 

高血圧の原因とは

高血圧は、原因により「本態性(一次性)高血圧」と「二次性高血圧」に分けられます。
本態性高血圧は、明らかな疾患がないのにも関わらず、血圧が高くなってしまう状態です。

日本人の高血圧の原因の約90%は原因がはっきりわからない本態性高血圧といわれています。

原因ははっきりしていませんが、生活習慣、遺伝などが血圧に影響を与えているとされています。

一般的には高血圧を引き起こす生活習慣には以下のものが挙げられます。

  • 偏った食生活
  • 不規則な睡眠
  • 運動不足

残りの10%の高血圧は二次性高血圧と呼ばれます。
こちらは高血圧の原因がわかり、手術などで治療することができる場合があります。
その中で代表的な疾患の一つが原発性アルドステロン症で、最近は新聞等のメディアでも紹介されるようになってきました。

原発性アルドステロン症はアルドステロンというホルモンが体内で過剰に分泌されてしまう疾患です。アルドステロンが過剰になると、食塩が体内に貯まり、血管の中に食塩と水分が増加するため、血圧が高くなります。さらに、アルドステロンそのものが脳梗塞、脳出血、心筋梗塞、不整脈、腎障害等を引き起こします。
副腎にできた腫瘍や副腎全体が肥大する過形成によりアルドステロンが多く作られます。
片側の副腎からアルドステロンが過剰に分泌されるのであれば、手術で取り除くことによって、高血圧が改善し、降圧薬を減量あるいは中止が可能になります。
若い人で高血圧になってしまう方に多く見られます。
原発性アルドステロン症は簡単な血液検査から調べることができますので、ぜひ一度、検査をお受けください。

 

高血圧の症状とは

高血圧はサイレントキラーと言われるように、自覚症状はあまり現れません。
まれに頭痛、頭重感、めまい、耳鳴りを感じることがあります。
症状が悪化してくると、動悸や呼吸困難に陥ることもあります。

 

高血圧の治療とは

高血圧の治療は、生活習慣の改善と薬物療法とを組み合わせて行います。

生活習慣の改善とは、食塩の過剰摂取、肥満、運動不足、喫煙などを見直すことです。

生活習慣の改善だけでは血圧が下がらない場合、薬物療法も併せて行います。
薬物療法とは、降圧薬によって血圧を下げることで、合併症や臓器障害を防ぐ方法です。

生活習慣の改善は1人でやろうとしても、なかなか長続きしないものです。
生活習慣病はそれぞれの出来る範囲で上手く付き合っていく方法を考える必要があります。
高血圧の専門的な知識を持つ医師とともに、生活習慣の改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。

やはり、高血圧において非常に重要なのは「早期発見・早期治療」をすることです。
少しでも不安に感じることがございましたら、
お早めに検査をお受けになることをお勧めいたします。