投稿日:2015年9月17日|カテゴリ:院長コラム

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9月16日(水)、私が世話人を務める神奈川腎懇話会に参加しました。

この会で、慶應義塾大学医学部医学教育統轄センター教授の門川俊明先生の講演を拝聴いたしました。門川先生は「研究留学ネット」の管理者で、複数の本を執筆されて、大変活躍されている、私が尊敬しているドクターの一人です。余談ですが、門川先生は私のテニス仲間でもあります。ツォンガ(2015年全仏オープンテニス準々決勝で錦織選手を破ったテニスプレーヤー)張りの強烈なストロークが持ち味です。タイトルは「慢性腎臓病のマネジメント~高血圧治療の重要性~」で、若手ドクター向けの内容ということでしたが、私も非常に勉強になりました。

特に印象に残った内容は、米国では、CKD Bundle(CKDは慢性腎臓病、 Bundleは束という意味)といって、慢性腎臓病の患者さんの診療に当たって必要な項目のチェックリストを作成し、診療上の漏れがないようにしているということです。門川先生も独自にCKD Bundleを作成されているということで、その内容は以下の通りです。

Dr. Monkawa's CKD Bundle

①原因疾患

②Crの変化

③血圧

④血清カリウム

⑤CKD-MBD(慢性腎臓病に伴う骨ミネラル代謝異常)

⑥酸塩基平衡異常

⑦貧血

⑧血糖

⑨食事療法

⑩体液量

⑪腎代替療法(血液透析、腹膜透析、腎移植)への準備

私も早速、電子カルテでCKD Bundleのテンプレートを作成しました。頭の中では、わかっているのですが、やはりチェックリストがあると間違いがないですよね。