投稿日:2015年2月5日|カテゴリ:院長コラム

今日は、よく使われる漢方薬についての話を聞きました。①葛根湯、②芍薬甘草湯、③五苓散料、④加味逍遥散、の4種類についてです。これは、2014年12月16日に放送されたテレビ朝日の「林修の今でしょ!講座」という番組で取り上げられた漢方薬です。

①葛根湯

葛根湯は、風邪の初期に熱を上げることによりウイルスを弱らせ、その後は発汗を促して体温を下げます。そのため、すでに熱が上がってしまってからでは、あまり効果はないと言われています。葛根湯は、ゾクっときた時に服用するのがいいタイミングです。

②芍薬甘草湯

芍薬甘草湯の効果は早く、筋肉のけいれん中、後、予防に効きます。透析患者さんでは、電解質バランスが崩れたり、透析中で水分を除去する時に脱水状態になったりするため、足がつることが頻繁に起こります。私は腎臓内科が専門で、透析患者さんを診る機会が多いので、この薬はよく処方します。

③五苓散料

五苓散料は体内の水分の分布がアンバランスになっている時に、その状態を改善する効果があり、二日酔い、急性胃腸炎に効きます。

④加味逍遥散

加味逍遥散は女性の更年期障害、自律神経失調症に最適の漢方薬です。

現在は、西洋薬で対応が難しいような状況の時に、漢方薬を処方するというスタンスですが、今後は漢方薬も積極的に取り入れていきたいと思っています。