投稿日:2015年1月14日|カテゴリ:医学情報

米国糖尿病学会は2014年12月23日、糖尿病患者に対する拡張期血圧目標値の緩和と全糖尿病患者への中用量あるいは高用量のスタチン投与を推奨する診療基準を発表した。米国心臓病学会と米国心臓協会が2013年に作成した心血管リスク管理ガイドラインを反映したもので、Diabetes Care誌1月号のspecial supplementに掲載している。

新しい基準では、全ての糖尿病患者に対するスタチン投与を勧めている。

(1) 40歳未満あるいは40-75歳で心疾患リスク要因(-)→中用量スタチン

(2) 40-75歳で心血管疾患リスク要因(+)あるいは心血管疾患(+)(年齢を問わず)→高用量スタチン

大きな変更点は、LDL-C値ではなくリスク特性に基づいて中用量あるいは高用量でのスタチン投与開始を勧めていることである。

 また、①拡張期血圧目標値:80mmHg→90mmHgへ緩和、②90分以上座り続けない、③週2回以上筋力トレーニング(医師から制限の指示がある場合は除く)、を推奨。