投稿日:2018年3月23日|カテゴリ:院長コラム

3月22日(木)、新規便秘薬であるエロビキシバット(グーフィス®)についてのお話を聞きました。

まず名前の由来ですが、Good (優れた)とFeces (便)の組み合わせから命名されました。

エロビキシバットは回腸末端部の上皮細胞にある胆汁酸トランスポーター(IBAT)を阻害し、胆汁酸の再吸収を抑制することで、大腸管腔内に流入する胆汁酸の量を増加させます。胆汁酸は、①大腸管腔内に水分を分泌させ、②消化管の運動を促進させる、という2つの働きにより、便秘治療効果を発揮します。

臨床試験の結果、自発排便の回数が、偽薬(プラセボ)では1.73回/週増加するのに対して、エロビキシバットでは6.40回/週増加することが示されました。また、この薬剤の服用により、正常便に近くなることも示されています。

エロビキシバットの服用により、血清LDLコレステロールが低下することも認められています。

体内への吸収はごくわずかであり、妊婦さんに対しても禁忌にはなっていません。

服用方法は10mgを1日1回食前であり、15mg/日まで増量することができます。

2018年4月に発売予定とのことです。

便秘にお悩みの方には朗報ですね!