投稿日:2018年2月17日|カテゴリ:院長コラム

2月15日(木)、新規アレルギー性疾患治療剤であるルパタジン(ルパフィン®)についてのお話を聞きました。

 

ルパタジンは、アレルギー性鼻炎や蕁麻疹の症状の原因となるヒスタミンと血小板活性化因子 (platelet-activating factor, PAF) 両方の働きを抑えることで効果を発揮します。抗PAF作用によって、炎症による粘膜腫脹が抑えられ、夜間鼻閉など遅延型アレルギー症状にも効果が期待されています。ルパタジンは、ピペリジニル構造とルチジニル構造を持ち、それぞれ抗ヒスタミン作用と抗PAF作用があります。

アレルギー性鼻炎や蕁麻疹の症状を抑える効果が十分にあることが示されています。

眠気の副作用が9.3%とやや高い点が難点です。

1日1回10mgを服用し、症状に応じて1回20mgに増量することができます。

 

効果の強さや眠気の副作用の頻度に関しては、オロパタジン(アレロック®)に近いと考えられますが、オロパタジンが1日2回服用であるのに対して、ルパタジンは1日1回服用と服用回数が少ない点がメリットですね。