投稿日:2017年2月21日|カテゴリ:院長コラム

2月20日(月)、男性型脱毛症治療薬であるデュタステリド(ザガーロ®)についての話しを聞きました。

 

男性型脱毛症(AGA: androgenetic alopecia)では、ジヒドロテストステロン(DHT: dihydrotestosterone)などの関与によってヘアサイクルの成長期が短くなり、硬い毛が軟らかい毛になることで薄毛が徐々に進行していきます。

        

     成長期:毛母細胞が分裂を繰り返し、新しい毛が作られる期間。
     退行期:毛母細胞の分裂が減り、毛球が完全に退化するまでの期間。
     休止期:毛母細胞の分裂が止まり、毛の製造・伸長が止まる期間。

 

デュタステリドは、テストステロンをDHTに変換する5α還元酵素の1型および2型をともに阻害することによって、DHTの濃度を低下させます。

                                1型 5α還元酵素←デュタステリド

           ⇩×

 テストステロン>>>>>>>>DHT

           ⇧×

          2型 5α還元酵素←デュタステリド

 

DHTの濃度が低下することによって、ヘアサイクルが正常化し、毛髪数が増加します。

 

デュタステリド0.1mgはフィナステリド1mgに劣らない効果が認められますが、デュタステリド0.5mgはフィナステリド1mgよりも優れた効果があることが示されています。